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- どんぐりくんとマロンちゃんの冒険の旅

- ある日、森の大きな木に風が吹き、どんぐりたちは大地におり立ちました。
どんぐりたちの冒険(ぼうけん)のストーリーの始まりです。

- もぐらのモグじいさんのおとした老眼鏡(ろうがんきょう)をさがしだしたどんぐりたちは、
おれいにモグじいさんの家に招待(しょうたい)されました。
そとは風で冷たいけれど、家のなかはあったかでした。

- おおくわがたの相撲大会。ひきがえるやかぶとむしも応援(おうえん)にかけつけました。
キャンプファイヤーのかげではかけすが好物のどんぐりをくわえちゃいました。

- かぶとむしはちからもち。
どんぐり達は森の中へとやってきました。

- かるがものおかあさんが、まだまだ幼い子供たちを引き連れてどこかおでかけするようです。どこにいくのでしょう?

- かるがものおかあさんは子供たちに泳ぎの練習をさせるために池にやってきました。どんぐりたちも一緒に泳ぎました。

- 夏、池ではすいれんやハナショウブ、あじさいの花が咲き、どんぐり達はかえるやげんごろうの仲間に加わって一緒に水遊びをしました。
楽しげな声に誘われてあめんぼ達もすいすいと水の上をやってきました。

- どんぐり達は、ニリンソウ・エゾエンゴサク・ショウジョウバカマ・ヒトリシズカ・ムラサキケマンなどの春の野草のさく草原でほっと一息つきました。

- 森の中で大きな木をみつけました。
みんなが楽しそうに遊んでいるのでどんぐり達も仲間に入れてもらいました。

- のんびりとしたある晴れた日、野うさぎの兄弟は野原のかげから、りすとどんぐりの追いかけっこをみて、興味津々(きょうみしんしん)の様子です。

- ここは森の学校です。

- 春、すずらんやかたくりの花に見守られながらあり達はみんな楽しそうに学校に向かいます。
「学校はこっちだよう」

- どんぐりたちは不思議な大木のおじいさんと出会いました。大木のおじいさんはいろいろな話をしてくれました。
「なんだかおじいさんのところにいると心がだんだんあたたかくなってくるね」

- いろんなどんぐり達がいるよ。

- あ、おおむらさきのさなぎだ。だんだん羽化(うか)していくよ。ほら。」
「おーい!待ってよ!」

- どんぐり達は木陰でちょっとひと休み。

- たんぽぽの時計が九時を告げ、森から見える景色はすがすがしい春の朝。空はすみわたり、菜の花の黄色は目にまぶしいくらい。
遠くには見覚えのある建物(たてもの)のシルエットが・・・。

- うばゆりのくしゃみに乗って、どんぐりや他の種(たね)達は新たな世界へと向かいます。
コスモスのさく大地のまわりでは、もう種から若い芽をのぞかせているものもいました。

- 春、どんぐり達はみつばちにつかまって空中散歩(くうちゅうさんぽ)に出かけました。
遠くで羊がのんびりと草を食べているのが見えました。

- 秋、とのさまばったの指揮(しき)にあわせてすずむしやくつわむし達のかなでる音色に、りんどうの花の特等席(とくとうせき)でうっとりききほれるどんぐりでした。

- 夜になりました。
森の池には空の星に負けないくらいたくさんのホタルが光りをはなっています。

- 朝日が水平線から顔をのぞかせました。
その色の美しさに他の動物たちも「わあっ」と言いながら集まってきました。

- 畑にはおいしそうなトマトやキャベツがいっぱい育っていました。
キャベツ&トマト畑にやってきたどんぐり達はおおきなキャベツの葉にかくれてかくれんぼ遊びをしました。

- どんぐり達はどじょうが引っ張るクヌギの葉の船に乗り、川をどんどん下っていきました。

- とちゅう、川底をのぞくとめだかの学校が見えました。

- やがてどんぐり達は、生まれてはじめて海へとやってきました。

- どんぐり達ははじめて海に入って、夢中になって海を探検(たんけん)しました。
そして見たこともないお友達にいっぱい出会いました。

- くじらの尾っぽがどんぐり達をはねとばしました。
気がつくとそこはもう海のまん中だったのです。

- そろそろ帰らないと。みみずくのおばさんがどんぐり達をお迎えにきました。
どんぐり達は冒険(ぼうけん)のとちゅうで出会ったたくさんのできごとを、いっぱいいっぱいお話しながら森へと帰っていきました。



















