小児外科

実績内容

対象期間:2018年4月~2019年3月

外来総患者数 3,508人
新患 403人
再診 3,105人
紹介患者数 333人

 

対象期間:2018年4月~2019年3月

入院患者数 448名(延2,686人)

実施している主な検査・治療

術式 手術件数 うち鏡視下手術
鼠径ヘルニア手術 127 124
臍ヘルニア手術 20
停留精巣手術 7 3
気管切開 5
喉頭分離手術 3
正中頚囊胞手術 6
頚部 その他 3
漏斗鏡手術(Nuss法) 0
Nuss Bar抜去 1
肺切除 2
肺・胸腔・縦隔 その他 2 2
横隔膜ヘルニア修復術 2 2
横隔膜 その他 0
食道閉鎖症根治術 3
肥厚性幽門狭窄症手術 1
噴門形成術 8 7
腸閉塞手術 3
腸回転異常症手術 2
腸閉鎖・狭窄症手術 4 2
腸重積観血的整復術 1
虫垂切除 11 11
腹膜炎手術 2
Hirschsprung病根治術 4 4
鎖肛根治術 1
総排泄腔症手術 0
胃瘻造設術 5
人工肛門造設術 2
消化管 その他 8 2
肛門 その他 2
先天性胆道拡張症手術 1 1
胆嚢摘出術 1 1
脾臓摘出術 1
脾 その他 0
卵巣・卵管の手術 1
腫瘍摘出術 0
腹腔 その他 0
尿膜管遺残 1 1
臍帯ヘルニア・腹壁破裂 3
腹壁・体表 その他 4 1
中心静脈カテーテル挿入 5
腹腔鏡検査 2 2
気管支鏡検査・処置 7
消化管内視鏡検査・処置 26 1
その他の検査・処置 5 1
合計 294 165

主な強調点

  • 子どもの治療に精通した看護師、保育士、小児内科医師、麻酔科医師とのチーム医療を達成して、お子さんの心のケアを取り入れた手術準備体制を確立しています。
  • 侵襲の少ない治療法が選択できるように小児用の手術機器が充実しています。
  • 低侵襲の手術を目指して、小児用の腹腔鏡器材を充実させて治療にあたります。虫垂炎の腹腔鏡手術達成度は開設以来常に100%です。
  • 手術前の検査にもお子さんを怖がらせないように努力する環境と人材が整っています。このことは子どもの人権を守る意味からも大きな意味を持っていると考えています。
  • 消化管生理に精通したスタッフと充実した機材で原因不明の腹痛や便秘症の問題を解決できた症例をたくさん経験しています。
  • 放射線とバリウムを使わないで、MRIを用いた被曝のない消化管の運動検査で、原因不明の腹痛の原因検索ができます。
  • 肛門括約筋を3次元解析することで直腸肛門奇形の手術成績の向上に努めております。
  • 小児の放射線科医との協力で画像診断の精度の向上に務めています。
  • 静脈栄養管理に新しいプロトコールを導入して、カテーテル感染を短期間に診断して治療する方法を確立しました。
  • 直腸肛門機能の適切な検査法を確立して、排便異常の治療や検査に役立てています。

社会への貢献

  • 小児対象の診療科が充実していますので、今まで多くの病院に通院しなければならなかった複数の疾患を持っているお子さんが、1つの病院で全ての診察を受けられるようになります。
  • 原因不明の腹痛や便秘などで困っている子どもさんを心と身体の両方の診察を協力して行うことで解決できる可能性が高くなります。
  • 基礎疾患の有無に関わらずWOC看護師とともに排便管理に関する相談に応じています。
  • 小児慢性便秘症の治療に関して情報提供をしています。
  • 小児用の内視鏡を充実し、お子さんの消化器疾患を万全の体制で診断・治療します。

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