医療安全
医療安全の確保は、医療の基本であり、医療の質を考えるにあたって最も重要な課題の一つです。医療技術を磨くだけでなく、子どもの安全を最優先に考え、医療上の事故を未然に防ぐ方法を、医療の主人公である子どもとその家族と共に作り上げていくことが大切だと考えています。
一件の大きな事故の裏には、多くの小さな事象があるとされています。それらをできるだけ多く収集して分析し、起こりがちなミスやシステム上の不備などをみつけ出して、普遍的な対策を講じることにより、大きな事故が起こらないように努めています。
患者さん・ご家族へのお願い
医療の安全を推進していくためには、医療者だけでなく患者さんやご家族の協力が必要です。とくに患者さんの間違いを防ぐためには、診察や処置、お薬(飲み薬・点滴)など様々な場面で、昼夜問わずネームバンドなどを確認させていただくことも多くあると思います。ご協力をよろしくお願いいたします。