栄養管理基本方針
- 小児の発達レベルと病態の個別性に的確に対応した食事を提供する。
- 食事の楽しさを伝え、季節感や食事の文化を感じられる食事を提供する。
- 育児支援の観点も含めて、必要な食事指導を行う。
- 衛生・安全対策を万全にし、常に改善に努める。
業務内容
当院では、お子さんの成長に見合った食事の提供をしています。治療の一環としての食事が入院生活の中で楽しんで食べていただけるよう安全・衛生面にも配慮して、こころをこめて作っています。
また、食物アレルギーや食形態など個々に対応した栄養管理を行い、乳児から幼児、学童、青年、妊産婦と幅広い年層の患者さんや様々な疾患に対応した細やかな栄養指導を行っています。
病院の食事
◆食事
食事の楽しさを伝え、季節感や食事の文化を感じられる食事を提供しています。
朝食
昼食
夕食
食事時間
時間 | |
---|---|
朝食 | 7時 |
昼食 | 12時 |
おやつ | 15時 |
夕食 | 18時 |
特別食
エネルギー基準食、脂質基準食、低残渣食、ケトン食など
食物アレルギー対応食
食物アレルギーの患者さんへアレルギー対応食を提供しています。卵・牛乳・大豆・小麦やその他の食物アレルギーについても個別に対応しています。
手作りおやつ
毎週水曜日は手作りおやつを提供しています。
マドレーヌ
きらきらクッキー
鬼まんじゅう
離乳食
区分 | 食事回数 | 形状 | 1回量 |
---|---|---|---|
初期Ⅰ | 1回(10時) | ポタージュ状 | ペースト粥、野菜1品 |
初期Ⅱ | 2回(10時・15時) | ジャム状 | つぶし粥、野菜2品 |
中期 | 2回(10時・15時) | 舌でつぶせる固さ | 全粥、主菜1品、副菜1品 |
後期 | 3回(朝・昼・夕) | 歯茎でつぶせる固さ | 全粥、主菜1品、副菜2品 |
育児用調製粉乳
患者さんの発育や病態にあわせて普通乳・特殊乳(アレルギー、未熟児、脂質吸収障害、腎疾患など)・腸栄養吸収剤等を一括調整しています。ミルクは殺菌を行い、哺乳瓶・乳首は滅菌したものを使用しています。
乳首の種類 | 口蓋裂用 |
---|---|
通常乳首S(~2500g) | |
通常乳首M(2500g~) | |
通常乳首L(3000g~) | |
弱吸啜S(~2500g) | |
弱吸啜M(2500g~) | |
弱吸啜L(3000g~) |
◆入院中の主なイベント
- 4月 春の食事
- 5月 こどもの日
- 6月 ピクニック
- 7月 七夕
- 8月 なつまつり
- 9月 お月見
- 10月 ハロウィン
- 11月 和食の日
- 12月 クリスマス・大晦日
- 1月 元旦
- 2月 節分
- 3月 ひなまつり
フォトギャラリー
病棟での季節イベント(かき氷、クリスマス)
お祝い膳
出産された患者さんにお祝い膳を提供いています。
栄養指導
個別指導
入院、外来の患者さんの病状に応じて個別の栄養指導を実施しています。
集団指導
栄養指導室には調理台が設置されておりアレルギー患者や家族に対してクッキング教室など調理実習を取り入れた実践的な指導を行っています。
特殊医療機器
低年齢の患者さんや介助される方にも食事がしやすいフラットなトレイが使用できる温冷配膳車を使用しています。
スタッフ紹介
- 小児センター栄養士2名と給食業務を委託しているエームサービス(株)の栄養士・調理師でがんばっています。