アブレーション外来
月曜日 15時(第1,2,4,5) 火曜日 15時(第3)
不整脈に対するカテーテル治療(アブレーション治療)
不整脈とは、心臓の脈のリズムが乱れる病気です。
症状や重症度はさまざまで、動悸(どうき)や胸の違和感、脈が速くなる(頻脈)、脈が遅くなる(徐脈)などの症状がみられます。
小児では、学校検診で偶然見つかる不整脈や、心臓手術後に起こる不整脈などがあります。
近年、成人では不整脈に対するカテーテル治療(アブレーション治療)が広く行われるようになりました。しかし、小児に対してアブレーション治療を行っている施設は、まだ多くありません。
当センターのアブレーション治療について
当センターでは、安全に施行できる目安として
年齢4-5歳以上、身長115cm以上、体重15kg以上
を基準に、小児に対しても積極的にアブレーション治療を行っています。
※状態に応じて、これより小さいお子さまに施行する場合もあります。
治療は、麻酔科医による全身麻酔のもとで行います。
太ももの付け根の静脈(大腿静脈)や、首・肩の静脈(内頚静脈、鎖骨下静脈)から細い管(カテーテル)を心臓の中へ進め、不整脈の原因となっている部分に高周波エネルギーを当てて焼灼(しょうしゃく)します。
この治療により、不整脈の根治が期待でき、内服薬を中止できる可能性があります。
入院期間は通常3泊4日です。
(検査や経過によって前後する場合があります。)
近年は心臓手術の成績が向上し、重い心疾患のお子さまも救命できるようになってきました。その一方で、術後に不整脈が生じることがあります。当センターでは、このような術後不整脈に対しても積極的にアブレーション治療を行い、患者さんのQOL(生活の質)の向上を目指しています。
小児で多いアブレーション治療の対象疾患
発作性上室性頻拍
(WPW症候群、房室結節回帰性頻拍 など)
心房頻拍
心房粗動
心室頻拍
術後不整脈 など
受診までの流れ
アブレーション外来では、アブレーション治療の話を聞きたい方やアブレーション治療を検討している方に対して、治療方法や効果、起こりうる合併症(危険性)について詳しくご説明します。
受診には、原則として他院からの紹介状が必要です。
医療機関を通じて、アブレーション外来の予約をお取りください。(アブレーション外来希望と記載していただきますと予約がスムーズです。)
初回受診時は、原則としてご本人とご両親にお越しいただきます。
(母子家庭・父子家庭などの場合は、保護者の方お一人で構いません。)
十分に説明をお聞きいただき、ご納得いただいたうえで、治療を希望される場合には、治療日程を調整いたします。