看護部門の紹介

部門名:外来

ER(救急外来)

平成28年2月、小児センターに救急外来がオープンしました。
私たち外来看護師は、救急外来と専門外来の両方で活躍しています。
救急外来では、夜中に急に具合が悪くなった、外で遊んでいてケガをしたなど、多くのお子さんが急性期症状のため来院されます。教育を受けたトリアージ看護師は、医師の診察前に病状のお話を聞き、トリアージ(緊急度を判定)をします。トリアージを導入することで、緊急性が高い場合もよりスムーズに診察や処置、検査が受けられ、その後の治療につながっていきます。

  • 初療室
  • 救急車

専門外来

手術前の検査や手術後の診察、慢性疾患をお持ちのお子さんが来院されます。18科の専門外来での診察、採血や点滴治療をする処置室、検査をする放射線科や生理検査室など、様々な場面でお子さんと関わり、お子さんが前向きにがんばれるよう、介助し声をかけ応援しています。昨年度からは、連日看護相談枠を設け、お子さんとご家族が安心してご自宅で過ごせるお手伝いも行っています。
外来を受診するお子さんと保護者の方のお気持ちは、不安でいっぱいだと思います。私たち外来看護師は、少しでもその不安が解消されるよう、ひとつひとつの経験を積み重ねて成長しているお子さんを見守り寄り添う看護を目指しています。

  • 専門外来

1.予診室

お子様の身長や体重を測定したり、お子様の状態をお聞きし体の状態を観察します。また、外来の窓口としてご相談を受けています。

  • 予診室
  • どれくらい、大きくなったかな??

2.内科外来の紹介

総合診療科・アレルギー科・腎臓科・内分泌科・循環器科・感染免疫科・神経科などの診療を行っています。

内科の特徴

自宅での腹膜透析、経管栄養、自己注射などの治療が継続できるようご家族の負担、不安への相談にあたります。

スキンケア指導

アレルギー科では、アトピー性皮膚炎・食物アレルギーの患者様が多く受診されています。アトピー性皮膚炎の治療ではスキンケア・ステロイド軟膏の塗布・環境整備がとても重要です。医師が必要と判断した患者様に、外来看護師がスキンケアの方法とステロイド軟膏の塗布について、実際に見せながら具体的に指導しています。20分程度の説明ですが、自宅でのケアが不安なく行えるよう支援し、受診時には継続して介入し、心配なことはないか聞いたり、相談に乗ったりしています。とても肌の状態がよくなり喜ばれています。

  • スキンケア指導01
  • スキンケア指導02
内科処置室

検体検査(10歳未満の採血は看護師)や吸入などの処置を行ったり外来点滴治療を行なっています。
痛みやストレスを伴う処置では、お子様の年齢や理解度に応じて、処置についてのお話をしてお子様自身のがんばる力を引き出す援助を目指しています。処置が終了したらお子様のがんばりを表現し、お子様の達成感を大切にしています。安全に処置が実施できるようお子様にあった固定法を選択しています。

  • 内科処置室
  • 体にバンドを巻いて採血

3.外科外来の紹介

小児外科・形成外科・整形外科・泌尿器科・心臓血管外科などの診察を行っています

外科の特徴

人工肛門を造設しているお子様や導尿の必要なお子様は、家族を含め処置の仕方や管理方法などをお話し、ご家庭でもスムーズにお子様の処置が行えるよう援助しています。

外科診察室

お子様の好きなキャラクターやおもちゃで遊びながら、診療を受けていただいてます。

  • 外科外来の紹介
外科系処置室

超音波検査では高周超音波を利用して、骨の大きさや位置、お腹の状態について、痛みを伴うことなく診断ができます。できるだけじっとしていることが大切なので検査の間お話したり、ぬいぐるみで遊びます。また、ギプス巻きなど,長時間におよぶ処置を行う場合には、ビデオを鑑賞しながら行います。

  • 外科系処置室

4.耳鼻咽喉科外来の紹介

  • 耳鼻咽喉科外来の紹介01
  • 耳鼻咽喉科外来の紹介02
耳鼻咽喉科診察室

お子様の中耳炎や副鼻腔炎のご相談もありますが、聞こえや言葉の発達に力を入れています。小児の聴力検査、人工内耳の治療など家族に説明が受けられるような環境づくりに努めています。

耳鼻咽喉科診察室

お子様の耳・鼻・喉の診察はお子様には見えない部分なので不安が 強くなりがちです。診察に使用する器具を触ったりしてもらい不安の軽減に努めています。診察を行う部分はデリケートな部分なので、安全に行うために必要に応じてお子様の頭を固定します。診察に際しては今から行うことを十分説明し、『ひとりでできる』気持ちを大切にします。

  • 耳鼻咽喉科診察室

5.眼科外来の紹介

眼科の特徴

斜視・内反症・眼瞼下垂などの手術をおこなっています。安全に手術が受けられるように検査・説明を行っています。

眼科診察室

両目が正しく使えているか検査を行ったり、部屋を暗くして目の中の状態を観察します。お子様に恐怖感を与えないようにおもちゃなどを用いて正確な診察ができるように援助を行っています。

眼科診察室

目薬をさしたり、簡単な処置を行っています。

はじめて眼科を受診される方へ

小さいお子様でも年齢に応じた診察ができます。検査によって目薬を使うことがあり、少しお時間がかかります。

  • 眼科外来の紹介01
  • 眼科外来の紹介02

外科系診察室での術前プリパレーション場面

外科系診察室では、急性期の患者様への対応をはじめ、継続的にかかわりを必要とする患者様、処置・検査・手術を必要とする患者様が受診されます。年齢や発達にあわせ処置や検査についてプリパレーションを行っています。

  • 術前プリパレーション場面01
  • 術前プリパレーション場面02
  • 術前プリパレーション場面03

外来看護相談

在宅で医療的ケアを抱えながら生活されている全ての患者様・ご家族の方、退院後の不安や相談、子育てや日常生活の不安、就学や就職など、在宅支援室・医療相談室・保健と連携しながら安全で安定した在宅療養が送れるようお手伝いさせて頂いています。

  • 外来看護相談

私たち外来看護師は、子どもの成長・発達にあわせ、わかりやすい言葉で説明すること。どうすれば頑張れるか一緒に考えること。子どものがんばったことを十分認め、達成感を大切にしたいと考えています。

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