あいち小児保健医療総合センター Aichi Children's Health and Medical Center

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心理指導科

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  • 業務実績

業務内容

科の特色イメージ

心理指導科は5名の臨床心理士が、心療科を中心に、各診療科医師との連携を取りながら業務を行っています。業務は大きく、心理査定援助、治療・援助、面接時間以外の相談、関係機関及びセンター内他部門からの相談などに分けられます。


心理査定援助  一般心理検査及び入院中のお子さんへの心理検査
  • 心理査定援助の中心は、全ての診療科の患者様を対象とした「一般心理検査」です。これは、当センター各科の主治医によって心理査定が必要と判断された患者様に対して、心理検査を行うものです。
  • そのなかで比較的多いのは、言語の遅れや社会性などに発達上の問題が疑われた幼児期の患者様への発達検査です。心理査定後の医師とのカンファレンスにおいて、患者様の発達状態についての情報だけではなく、保護者の方のお気持ちに配慮した対応方法などについて、必要な情報を提供しています。
  • 心理アセスメント(心理学的評価)を主たる目的として入院された患者様に対して、様々な検査を用いて総合的な心理査定を行い、家庭や施設での問題行動の理解や対応方法の手がかりを提供しています。また、直接お会いして行う検査以外に、「簡易心理検査」として発達質問紙などの集計と分析も行っています。
治療・指導  (個別援助)
  • 患者様の年齢や病状に応じてカウンセリング、遊戯療法、芸術療法、箱庭療法などの技法を選択し、1~2週間に1度の頻度で面接を行っています。
治療・援助  (ペアレント・トレーニング) ※ 平成29年11月をもって終了
  • 現在、発達障碍児をもった保護者に対して、ペアレント・トレーニングを実施しています。ペアレント・トレーニング(親訓練)とは、元々はAD/HD児を持つ保護者を中心にして開発された、行動療法に基づいた親訓練プログラムです。この親訓練プログラムの核心は、子どもを“ほめる”ことです。
  • 当心理指導科では、主に広汎性発達障碍をもつ幼児や小学生の保護者(主に母親)に、このプログラムを学習して、毎回、簡単な課題を家庭で実施していただき、それを確認しながら、お子さんへの関わり方を検討していきます。
その他の活動(コンサルテーション活動など)
  • 医師の指示に従って面接時間を設定して行う上記の業務以外に、心理士の個別指導を行っています患者様には、診察の待ち時間や電話などでの相談にも適宜対応しています(面接時間外の相談)。また、心理検査や継続援助を実施している患者様について、各科の医師、病棟スタッフとのコンサルテーションも行っております。同様に、学校・保育園・保健センターなどの担当者の方とも、保護者の方の了解の下で、患者様への対応についてのコンサルテーションを行なうことがあります。
コンサルテーション、リエゾン活動
  • コンサルテーション・リエゾン活動とは、身体疾患に伴う心理的な問題の軽減を目指して、心療科以外の各科と心療科が連携することをいいます。主に、各科から依頼を受けた心理検査や看護スタッフに対するコンサルテーション、および各科の病棟カンファレンスに参加しています。
  • 病気になることにはストレスが伴いますが、その病気や障害が重篤で長期になるほど、心理的ストレスも大きく複雑なものとなりがちです。移植医療を例にとると、手術前後の不安や恐怖だけでなく、移植医療特有の心理社会的問題が伴います。特に子どもの場合、心身共にその後の成長と発達を損なわないような、継続的支援が必要です。様々な身体疾患に特有な心理的問題に対処し、QOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)の改善を目指した活動をしていきたいと考えています。

地域への貢献

子育て支援

子育ての問題は、社会的な問題として関心が持たれるようになってきています。臨床心理士は子育て支援や虐待への対応にも取り組んでいます。

  • 1つ目には、子育て支援外来においての活動です。医師や保健師、医療ソ-シャルワ-カ-、看護師らとチ-ムを組んで、家族がよりよい方向にいくように、一緒に子育てを考えていきます。その中で心理療法をすることがあります。
  • 2つ目には、院内だけではなく院外の専門機関とも連携した活動です。地域の児童相談センタ-や保健センタ-、学校や保育園等との協力体制の中で、子どもと家族の成長や支援を考えていきます。特に虐待ネットワ-ク委員会における活動が中心となります。
保育リーダー研修
  • 発達障碍児への対応に関して、病院が診察の中でできることは限られています。多くの発達障碍児は地域の保育園や幼稚園に通い、健常児とのふれあいの中で育っています。しかし、知的発達は良好でも、集団生活になじみにくい子ども達を適切に保育するのは大変な仕事です。その上、保育現場では特別なノウハウもなく、保育士の熱意と情熱によってかろうじて支えられているという現実があります。そこで、当センターでは心理スタッフが中心になり、総合診療部各科のもつ専門的な知識や技術と保健センターの調整機能を統合した保育リーダー研修を行っています。
  • 参加者の保育士にはセンターの提案する方法論を使用して、日々の保育実践を行っていただきます。年に5回開催される研修会(連続研修)は、事例やグループワークを中心とした保育実践のふりかえりで構成されています。メール等を随時利用して、実践事例についてのコンサルテーションも行います。

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