あいち小児保健医療総合センター Aichi Children's Health and Medical Center

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心理指導科

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部門別診療実績

心理指導科は5名の臨床心理士が、心療科を中心に、心療科医師との連携を密に取りながら業務を行っています。
業務は大きく、心理査定援助、治療・援助、面接時間以外のケースからの相談、関係機関及びセンター内他部門からの相談などに分れています。

心理査定援助

心療科初診ケースへの対応は平成29年12月をもって終了しております。

心理査定援助の中心は一般心理検査です。
当センター各科で心理査定が必要とされる患者様に対して、心理検査を行っております。
そのうち、最も多いものは、言語の遅れや集団参加などに発達上の問題が疑われた幼児期のお子さんへの発達検査や知能検査です。お子さんの発達状態についての情報だけではなく、ご家族のお気持ちに配慮した対応方法などについて、必要な情報を提供しています。
また、心理アセスメントを主たる目的として入院されたお子さんに対して、複数の検査による総合的な心理査定を行い、家庭や施設での問題行動の理解や対応方法の手がかりを提供しています。直接面接して行う検査以外に、簡易心理検査として発達質問紙などの集計と分析も行っています。
治療・援助は個別と集団に分れています。個別援助の中心は心理教育援助と心理療法的援助です。
心理教育援助の中心はいわゆる発達障碍児です。お子さんの発達の程度や認知の偏りなどについて細かい評価を行い、家庭・学校等と連携を取りながらお子さんの発達を促していきます。
心理療法的援助は、情緒的な問題を持ったお子さんに対して行われます。お子さんの年齢や病状に応じてカウンセリング、遊戯療法、芸術療法、箱庭療法などの技法を選択し、1~2週間に1度の頻度の面接を行っています。
集団援助は保護者の方を対象とした子育て教室(平成29年11月をもって終了)や「安心感の輪」子育てプログラム(COS-P)を、対象者のニーズや援助の狙いに応じて実施しています。
その他の活動
医師の指示に従って、面接時間を設定して行う上記業務以外に、継続的に面接を行っているお子さんには、診察の待ち時間や電話などでの相談にも適宜対応しています(面接時間外のケースからの相談)。
また、心理検査や継続援助を実施している患者様について、各科の医師、病棟スタッフとのコンサルテーションも積極的に行っております。同様に、学校・保育園・保健センターなどの担当者の方とも、保護者の了解の下で、お子さんへの対応についてのコンサルテーションを行っています。
コンサルテーション・リエゾン活動
コンサルテーション・リエゾン活動とは、身体疾患に伴う心理的な問題の軽減を目指して、心療科以外の各科と心療科が連携することをいいます。現在のところ、こうした活動の一環として、必要に応じて心理検査を実施したり、病棟を巡回してお子さんやご家族のお話をお聞きしたりしています。また、内分泌科における性分化疾患、腎臓科における移植医療の分野にも関わっています。
病院という場は、ストレスに満ちた環境です。病気になること自体、相当の心理的ストレスとなりますが、移植医療を例にすると、手術前後の不安や恐怖だけでなく、移植医療特有の心理社会的問題が伴います。特に子どもの場合、心身共にその後の成長と発達を損なわないように、人格形成への継続的支援が必要です。様々な身体疾患に特有な心理的問題に対処し、QOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)の改善を目指した活動をしていきたいと考えています。
ア 臨床心理援助件数(援助内容別延べ件数)(平成28年度)
区   分 項   目 対象ならびに内容 件数
心理査定援助   心療科初診ケース(※)、一般心理検査枠ケース及び簡易心理評価ケース
※平成29年12月をもって終了
1,351
治療

援助
個別

家族
心理教育援助 軽度発達障害(アスペルガー障害・高機能自閉症・学習障害・AD/HD・軽度発達遅滞)の小学生・学習の遅れの影響の大きい不登校 145
心理療法的援助 神経症・心身症・PTSD・被虐待児・不登校・摂食障害・二次的に情緒障害の生じた軽度発達障害児など 1,046
家族に対する心理療法的援助 心理教育援助または心理療法的援助を受けている子どもの保護者 118
小計(個別・家族) 1,309
 集団   退院フォローアップグループ 心療科病棟退院児  27 
子育てグループ 「安心の輪」子育てプログラム、ペアレント・トレーニング 140
 小計(集団)   167
中計 1,476
面接時間外のケースからの相談 心療科のケース 心理教育援助、心理療法的援助、または家族に対する心理療法的援助を受けているケースの家族からの、面接時間外での電話ないし直接対応による相談 250
心療科以外のケース 心療科未受診のケースに対しての相談・援助。心理検査の結果の説明、助言などを行う。 101
中計 351
関係機関及びセンター内他部門からの相談 センター内医師及び病棟 心理検査を実施したケース及び病棟入院中のケースについてのコンサルテーション 1,426
上記以外のセンター内他部署、および関係機関 医師・病棟以外のセンター内他部門及びセンター外の関係機関とのコンサルテーション 260
中計 1,686
総計 4,864
イ 心理検査実施件数(平成28年度)
区   分 項   目 対象ならびに内容 件数
心理検査 発達及び知能検査 容易なもの 遠城寺式乳幼児分析的発達検査・津守式乳幼児精神発達検査・DAMグッドイナフ人物画知能検査・フロスティッグ視知覚発達検査など 253
複雑なもの 新版K式発達検査・田中ビネー知能検査・WAIS-R成人知能検査・WPPSI知能診断検査など 98
極めて複雑なもの WISC-Ⅲ知能検査・WISC-Ⅳ知能検査・WAIS-Ⅲ成人知能検査など 198
小計 549
人格検査 容易なもの Y-G谷田部ギルフォード性格検査・東大式エゴグラムなど 4
複雑なもの SCT・P-Fスタディ・MMPI・描画テスト・ゾンディテストなど 256
極めて複雑なもの ロールシャッハテスト・TAT絵画統覚検査・CAT幼時児童用絵画統覚検査など 2
小計 262
その他の検査 容易なもの CAS不安測定検査・TK式診断的親子関係検査・CMI健康調査票・GHQ精神健康評価表・MAS不安尺度・ベンダーゲシュタルトテストなど 19
複雑なもの 内田クレペリン精神検査・CLAC-Ⅱなど 1
極めて複雑なもの ITPA・K-ABCなど 27
小計 47
総計 858

対象期間

平成28年度

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