あいち小児保健医療総合センター Aichi Children's Health and Medical Center

各部門のご案内

  1. ホーム
  2. 各部門のご案内
  3. コメディカル部門
  4. 診療支援部 言語療法担当
  • 科の特色
  • 業務実績

業務内容

科の特色イメージ

当センターでは言葉などの発達や食事など、お子さんについて気になることや悩みがある方に対して言語聴覚士による『言語訓練』、『摂食・嚥下訓練』を行っています。外来、入院ともに対応しています。

まずは、お子さんの発達全般について詳しく知ることから始めましょう。そしてお子さんの発達を促す方法を一緒に考えていきましょう。

対象となるお子さん
  • 発音がはっきりしない(機能性構音障害など)
  • 言葉がつっかえてしまう(吃音症)
  • やりとりがなかなかできない(自閉症スペクトラムなど)
  • 言葉がでない、言われたことを理解できない(言語発達遅滞、ダウン症など)
  • うまく飲み込めない、偏食がひどい(脳性麻痺、ダウン症、自閉症スペクトラムなど)
  • 学校などで勉強になかなかついていけない(学習障害) など

その他にも音声障害、小児失語、気管切開のあるお子さんへの発声練習、摂食リハビリも適応となることがあるので一度ご相談ください。

訓練の流れ
相談
ことばや発達に関して、どのような悩みがあるのかを伺います。
評価・検査
現在のお子さんの状態を知るために検査・評価を行います。そしてお子さんや親御さんと今後の方針について考えます。
訓練
検査や評価で得られた結果をもとに、必要に応じて訓練計画をたて、お子さんの発達段階に合わせて訓練を行います。1回の訓練は40~60分で、聞く・読む・書く・話すといったコミュニケ―ション能力を養っていきます。
助言・指導
お子さんの言語発達には、周囲の人々の配慮や工夫も大切になってきます。こうした点について、ご家族・園・学校等の方々への助言指導・環境整備を行います。
言語訓練

ことばの遅れがあるお子さんに対し、人とのやりとりや遊びを通して言語につなげる訓練を行います。発達の段階に合わせてつみきやはめ板などでの遊び、絵カードを使用した課題などを行います。また、人との関わりが苦手なお子さんに対し、ゲームやロールプレイなどを通して注意を向ける練習や人との関わりを楽しむ体験をし、コミュニケーション力を伸ばしていきます。

構音訓練

口唇口蓋裂・機能性構音障害などのお子さんに対して構音検査を行い、指導開始音や指導の進め方等を決め、訓練を進めます。音作りに並行して、発語器官の感覚や運動の機能を高めるための指導も行います。

摂食・嚥下訓練

上手く飲み込めない、偏食が強いなどのお子さんに対して訓練を行います。食形態を中心とした食内容の指導、食器や食事の際の姿勢などの食環境の指導を行います。嚥下機能の発達を促しながら安全に食べるための指導を行います。

吃音訓練

はじめの音を繰り返す、音を引き伸ばす、話そうとするとつまってしまうなどの吃音のあるお子さんに、話し方の練習を行います。併せて、周りの関わり方のアドバイスも行います。

学習支援

読む・書く・話す・計算などのある特定分野で困難を伴うお子さんに対し、発達検査等を行います。子どもの認知特性に合わせた教材を使用し、その子に適した学習方法で学習内容の理解を促します。

検査の一例
  • 新版 構音検査
  • 新版k式発達検査
  • LCスケール(言語・コミュニケーション発達スケール)
  • 国リハ式<S-S法>言語発達遅滞検査
  • WISC-ⅳ 知能検査
  • 質問-応答関係検査
  • 吃音検査法
  • PVT-R絵画語彙発達検査
言語療法のご案内パンフレット(PDFファイル:308KB)

ページの先頭へ