あいち小児保健医療総合センター Aichi Children's Health and Medical Center

診療科のご案内

予防接種センター(保健科) 外来スケジュール

実績内容

平成22年度
接種要注意者、海外渡航者等に対する予防接種の実施
  • 予防接種実施件数1,893件(平成21年度2,809件、平成20年度2,210件、平成19年度1,522件)
  • 契約市町村数22市町(平成21年度25市町、平成20年度23市町、平成19年度21市町)
保健医療相談及び情報提供
相談件数1,323件(平成21年度2,456件、平成20年度1,224件、平成19年度1,172件)
予防接種センター調査検討委員会の開催
調査検討委員会1回、研究部会2回
調査研究
「予防接種実施状況アンケート」実施
予防接種実施の理由(平成22年度)
平成21年度
接種要注意者、海外渡航者等に対する予防接種の実施
  • 予防接種実施件数2,809件(平成20年度2,210件、平成19年度1,522件)
  • 契約市町村数25市町(平成20年度23市町、平成19年度21市町)
保健医療相談及び情報提供
相談件数2,456件(平成20年度1,224件、平成19年度1,172件)
予防接種センター調査検討委員会の開催
調査検討委員会1回、研究部会2回
学術活動
第55回東海公衆衛生学術大会において「MRワクチン第3期・第4期接種勧奨方法について」を報告した(2009.7.25)
vaccinereason2009
平成20年度
接種要注意者、海外渡航者等に対する予防接種の実施
  • 予防接種実施件数2,210件(平成19年度1,522件)
  • 契約市町村数23市町(平成19年度21市町)
保健医療相談及び情報提供
相談件数1,224件(平成19年度1,172件)
予防接種センター調査検討委員会の開催
調査検討委員会1回、研究部会2回
調査研究・啓発活動
「麻しん・風しん混合(MR)ワクチンの接種に関するアンケート」実施し、愛知県健康対策課主催感染症研修会において、結果を報告した。
愛知県予防接種センター研修会
講演「乳幼児のRSウイルス感染とその対策~保健機関の役割~」
参加42名
学術活動
「愛知県予防接種センターにおける接種困難児への対応」
平成20年度愛知県公衆衛生研究会にて報告
予防接種実施の理由(平成20年度)
平成19年度
接種要注意者、海外渡航者等に対する予防接種の実施
予防接種実施件数1,522件(平成18年度1,522件)
契約市町村数
21市町(平成18年度21市町)
保健医療相談及び情報提供
相談件数1,172件(平成18年度1,041件)
予防接種センター調査検討委員会の開催
調査検討委員会1回、研究部会2回
調査研究・啓発活動
  • 日本脳炎の予防接種に関する情報の提供ポスター作成(2,300部)、リーフレット作成(6,000部)を行い、県内幼稚園・保育園、県内市町村、小児科クリニック、小児科標榜する病院に配布。
  • 愛知県予防接種センターにおける日本脳炎ワクチンに対する相談状況について調査した。
学術活動
  • 「保育園・幼稚園児(年長児)の任意接種の状況―麻しん及び風しん混合ワクチン第2期接種状況との比較から」第54回日本小児保健学会(群馬県)
  • 「年度途中に変更された麻しん及び風しん第2期接種に対する保護者の反応とその対応」第66回日本公衆衛生学会総会(愛媛県)
  • 「愛知県予防接種センターにおける日本脳炎ワクチンに対する相談の現状と啓発」平成19年度「ワクチンの有用性向上のエビデンス及び方策に関する研究」内容報告会並びに予防接種関連事業総会報告会(東京都)
予防接種実施の理由(平成19年度)
平成18年度
接種要注意者、海外渡航者等に対する予防接種の実施
予防接種実施件数1,522件(平成17年度1,504件)
契約市町村数
21市町(平成17年度20市町)
保健医療相談及び情報提供
相談件数1,041件(平成17年度922件)
予防接種センター調査検討委員会の開催
調査検討委員会1回、研究部会2回
調査研究活動
「麻しん及び風しんの予防接種に関する調査」
啓発活動
  • MR第2期の接種勧奨のためのポスター作成“年長さんも予防接種”を2,000部作成し、県内幼稚園・保育園に配布。
  • 子どもの予防接種に関するリーフレット“子どもの予防接種・年齢別チェックポイント”を2,000部作成し、県内幼稚園・保育園に配布。
  • 愛知県健康対策課主催感染症研修会において、活動実績報告。
予防接種実施の理由(平成18年度)
予防接種に関する相談件数について

平成18年度の予防接種に関する相談件数は、1,041件でした。

(平成17年度922件、平成16年度867件、平成15年度807件)

相談の内容(平成18年度)
相談内容は、「接種時期・方法」に関する相談が最も多く60.2%を占めました。「海外渡航」に関する相談が昨年度に比較し増加し31.2%でした。相談者は本人・家族が約8割以上と多く、その相談内容は「基礎疾患と予防接種」、「接種スケジュール」で合わせて65%を占めており、契約市町からの依頼で実施している要注意者への予防接種の実施や相談に対応していることを示しています。「接種スケジュール」の相談が多いのは、当センターが予防接種センターとして、市町村保健センター等の利用が多いことを反映しています。
予防接種の広域化について
  • 愛知県では、平成26年4月1日より予防接種機会の拡大を図るために、予防接種が広域化され、対象者はお住まいの市町村以外の医療機関(県内の協力医療機関)でも予防接種を受けられるようになりました。
    当センターでも、協力医療機関として、接種要注意者に対する予防接種を実施しております。
    広域予防接種での接種を希望される方は、事前に手続が必要です。お住まいの市町村の予防接種担当窓口にお問い合わせください。
    広域予防接種についての詳細は、公益社団法人愛知県医師会のホームページをご覧ください。
    ※県外の方については、保健科までご相談ください。

主な強調点

当センターでの予防接種は、基礎疾患・慢性疾患のため一般の医療機関や保健センターで接種が困難な場合など、特別な理由がある場合に行っています。予防接種法で定められた年齢を過ぎた場合の対応も行っています。(この場合、接種費用はご自身のご負担となります。)

社会への貢献

「保育園・幼稚園児に対する麻しん・風しんワクチンの実施状況」

平成18年4月から、麻しん・風しん混合ワクチンが1歳児と保育園・幼稚園の年長児にあたる年齢の2回の接種になりました。ただ、当初の国の方針では、年長児への接種は、当分の間行わないとしていたのですが、平成18年6月に、突然、年長児にあたる年齢も対象とする通知がでました。年度途中の急な方針変更であったため、その周知状況や実施状況が危惧されました。

そこで、愛知県予防接種センターでは、その対象者の周知状況や接種状況を、愛知県内の保育園・幼稚園のうちから協力の得られた195か所に通園する園児の家族を対象に実施しました。

有効回答7,564件中、平成18年11月~12月の時点で2回接種に変更されたことを知っていたのは6,310人(83.4%)、既接種者は4,074人(53.9%)でした。接種変更を知った方法は、自治体からの個別通知や医療機関からの情報提供、友人・知人からの情報が多くを占めました。第1期の接種がすんでいない場合に、第2期の接種が開始されたことを知らないケースが多く認められました。2回接種になったことを知らないと回答したグループの20.3%にこれから予定するとの回答しており、調査による広報効果が確認されました。

調査研究に基づいた、学術活動として以下の報告を行いました。
  • 「保育園・幼稚園児に対する麻しん・風しんワクチンの実施状況」中澤和美ほか
    2007.3.24 厚生労働省ワクチンの安全性の向上のための品質確保の方策に関する研究 研究班総会(東京都)
  • 「保育園・幼稚園児(年長児)の任意接種の状況―麻しん及び風しん混合ワクチンⅡ期接種状況との比較から」中澤和美ほか
    2007.9.20〜22 第54回日本小児保健学会(前橋市)
  • 「年度途中に変更された麻しん及び風しん第2期接種に対する保護者の反応とその対応」中澤和美ほか
    2007.10.24〜26 第66回日本公衆衛生学会(松山市)
「個別接種医療機関における直接BCG接種後の局所所見の観察」

平成17年4月からの直接BCG接種の実施に伴って、接種後の早期に皮膚の変化が話題になりました。早期の皮膚所見の変化は、感染診断の契機となりうる可能性はありますが、その有用性の根拠となる知見はまだ十分ではありません。また、特に軽微な発赤も含めた局所反応が起こる頻度は、5,000人に1人程度という感染者の予測数よりははるかに多いことが予測され、その多くは、非特異的な皮膚の過敏反応である可能性もあります。

この検討では、ある個別接種医療機関での直接BCG接種後の局所所見の観察に基づいて、その臨床的意義について検討しました。

感染診断については、対象児の家庭環境や感染者との接触状況などの事前の問診、さらには対象児の一般的な健康状態の観察などが重要です。BCG接種を受ける保護者の安心のためにも、軽微な発赤等の局所所見に対する臨床的意義づけや対処の標準化が早急に求められます。

「BCG接種後のコッホ現象報告事例に対する予後調査」

今後のBCG接種実施参考とするため、平成17年4月から11月までの期間に、愛知県健康福祉部健康対策課に報告されたコッホ現象事例(コッホ現象事例報告書)をもとにコッホ現象報告事例に対する予後調査を実施しました。

調査研究に基づいた、学術活動として平成17年度には以下の報告を行いました。
  • 「ワクチン接種担当医師に対する自己啓発方式の研修手法の評価」山崎嘉久
    2005.9.16 第64回日本公衆衛生学会(札幌市)
  • 「麻疹ワクチン接種医師への自己チェック表を用いた啓発活動の効果」中澤和美
    2005.10.8 第51回日本小児保健学会(下関市)
  • 「個別接種医療機関における直接BCG接種後の局所所見の観察」山崎嘉久ほか
    2005.3.25 厚生労働省ワクチンの安全性の向上のための品質確保の方策に関する研究 研究班総会(東京都)
「安全で質の高い麻疹ワクチン接種のための医療機関自己チェック表を用いた介入的研究」

麻疹ワクチン接種の質の向上を目的として、各医療機関あてに自己チェック表に関する解説書の送付、医師向けの研修会などの介入的な啓蒙活動を行い、その上で再度チェック表を用いた調査を実施、その効果測定ならびに啓蒙の強化を図りました。

平成16年秋にチェック表に対する解説書の配布ならびに研修会を実施した後に、平成17年1~2月に再度、自己チェック表を用いた調査を行い、啓発の効果を測定した。回収数は874件で、小児科以外を主たる標榜科目とする医師会員では、解説書を読んだことにより、1歳以上で早めに接種すること、小学校入学時にも接種を勧奨することなど、患者・家族への啓発に関連した項目において望ましい回答の比率が増加しました。本研究は、平成16年度全国衛生部長会調査研究事業として、愛知県予防接種センター調査検討委員会・研究部会での検討、愛知県医師会・愛知県感染症対策協議会の協力により実施しました。

調査研究に基づいた、学術活動として平成16年度には以下の報告を行いました。
  • 「基礎疾患児に対する麻疹ワクチン接種の現状と問題点」
    山崎嘉久2004.4.6 第78回日本感染症学会(東京都)
  • 「麻疹ワクチン接種率と質の向上に向けて-麻疹ワクチン接種の質向上に関する調査から-」中澤和美
    2004.10.30 第51回日本小児保健学会 (盛岡市)
  • 「麻疹ワクチン接種率と質の向上に向けて-麻疹ワクチン接種の質向上に関する調査から-」中澤和美
    2005.1.22 平成16年度愛知県公衆衛生研究会(東浦町)
  • 「安全で質の高い麻疹ワクチン接種のための医療機関自己チェック表を用いた介入的研究」山崎嘉久ほか
    2005.3.26 厚生労働省ワクチンの安全性の向上のための品質確保の方策に関する研究 研究班総会(東京都)

当センターの平成15年度の調査では、基礎疾患・慢性疾患をもつ子どもは、もたない子どもに比べて麻疹ワクチン接種の割合が低く、かつ接種時期が遅いことが示されています。(厚生労働科学研究医薬品等医療技術リスク評価研究事業 安全なワクチン確保とその接種方法に関する総合的研究 平成15年度研究報告書 391-394,2004年3月)本来、基礎疾患・慢性疾患をもつ子どもさんたちには、十分な問診と事前準備の上でより早く、より多く接種されるべきと考えられます。こうした問題の解決のためにも、当予防接種センターの相談と外来が十分な役割を果たす必要があります。

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